「あしたげんきになあれプロジェクト」とは



私はいわき市中央台に住む57歳・男性です。
普段は地域の役員と消防団活動、みんぷく事務局長をしています。

2011年03月11日14時46分
いわきでも立っていられないほどの大地震(震度6強)が発生。
すぐ消防団員として出動し、沿岸部での人命救助や避難誘導、
信号が停電している交差点での交通整備等に奔走しました。
直後の原発事故に伴い、翌12日には楢葉町から近所の
中央台南小学校へ、1400人もの方々避難してきたため、
私たち夫婦と地域の人達で懸命の受け入れ活動を行いました。

その後、避難所で生活する方々の支援を続ける中で、
地域住民有志と地元青年会員、地元消防団員が協力して
ボランティア団体「あしたげんきになあれプロジェクト」を結成しました。


6月頃から1000戸の仮設住宅が建ち、避難所から移られた
約3000人の方々が中央台の新しい住民となりました。
豊間、薄磯、久ノ浜地区、広野・楢葉地区の方々

私たちは新しい住民を隣人として温かく迎え入れたいと考え、
地域の安全、安心は住民同士の融和が何より大切だとの想いから
仮設入居者の支援と地域交流を中心に活動しています。

経済支援、生活支援だけではなく、地域で受け入れ、交流することによる自立支援。
相手を理解し、寄り添う精神的な支援と地域の正常な活性化を目的としています。


代表:赤池孝行 
(鹿島3区副区長、鹿島3区青年会顧問、いわき市消防団第8分団庶務部長)